マレーシア企業が落札、シンガポールのカジノ施設CNNより
シンガポール――
シンガポール政府は8日、観光客の大幅増を
狙って計画したセントーサ島でのカジノリゾート建設の入札で、
マレーシアの総合娯楽業ゲンティン・インターナショナルが落札した、
と発表した。
米ラスベガスなどの2社に競り勝ったもので、52億
シンガポールドル(約3900億円)を投じ、
テーマパークのユニバーサル・スタジオ、水族館、六つのホテルなどを建設する。
2010年までに完工、延べで年間1500万人の観光客誘致をもくろむ。
同企業を選んだことについて
シンガポール政府は、自国の経済発展、
観光戦略に最も合致した提案内容だったと説明。
約3万人の新規雇用を生み、同国の国内総生産(GDP)の
0.8%相当の成長をもたらすと予想している。
業界では、ゲンティンと同スタジオが業務提携を結んでいたことが
落札の大きな要因と分析している。
同国政府は、停滞感のある観光を活性化させるため昨年、
それまで禁じていたカジノを合法化。
15年までに観光客を倍増の年間約1700万人に増やすこと
を計画している。
国内にカジノリゾートを2カ所建設する予定で、残りの施設は
マリーナベイ地区に計画。
今年5月にラスベガスのサンズ企業グループを施工主に選んでいる。
09年に開業の予定で商用客、会議参加者などの娯楽を重視した施設になる見通し。
CNNの記事
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200612080040.html以前からこういう結果になるとは予想されていたので、
驚いた人は少ないのではないでしょうか。
この数年はマカオへラスベガスのカジノが相次いで進出し、
ホテル建設などが盛んにおこなわれてきましたけど、
アジアにはマカオ以外にもマレーシアや韓国などにカジノがあります。
また、インドネシア周辺には船の中のカジノもあちらこちらにみられ、
合法と非合法のはざまに存在するカジノもあります。
ギャンブル自体に対する是非も大切ですけど、それ以外に部分で、
日本はこれからどうするのか?
考えていかなければなりません。
数年前からお台場カジノ構想があったりしましたけど、どうなんでしょう?
海外ではそれぞれの国や地域がさまざまなアイデアを駆使して
あれやこれや頑張っています。
日本もボーっとしているとこういう分野でも、アジア諸国や世界から
置いてきぼりをくっちゃうかもしれませんね。

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